新しい日々ー移住ノオトー

2012年1月21日 / 新しい日々ー移住ノオトー

住居について。

 

移住の際、なかなか大変だったのが

住居を探すことでした。

我が家にはねこが3匹。

大事な家族です。

でも宮崎にはペット可物件が本当に少ない!

特に猫と住める家は

本当に数えるほどしかありませんでした。

本当は庭のある一戸建て貸家が

希望でしたが、猫可は皆無。

3匹いるなんて言ったら仰け反られる勢いでした。

(犬については、外で飼うならという条件つきで

OKのお家はいくつかありました)

結局、我が家は稀少な猫可マンションへ、

地面からはほど遠い5階に住んでいます。

 

東京で住んでいたのは小さな一戸建てでした。

今は売却を住ませ、別の方が住んでくださっています。

眺望が気に入って購入した家でしたが、

今思うと、心のどこかで

ずっとは住まないだろうな、と

思っていたような気がします。

ただ、思い出はいっぱい。

結婚もその家がきっかけだったし、

娘がおっぱい飲んでたのも、

寝返りしたのも、ハイハイしたのも、

初めて笑ったのもその家だったから。

友人もたくさん遊びに来てくれました。

なんてかけがえのない時間だったのだろう。

大切なひとこまひとこまが、

映画のシーンのようによみがえります。

 

今、宮崎でも、自分たちの家を

探し始めています。

家を所有したいという物欲ではなくて、

自分たちの好きなように

自由に住みたいという感覚です。

私は昔から借りるという行為が

とてもとても苦手で、

図書館もレンタルショップも

好きだけど借りたくない、借りられない。

だから今の賃貸マンションはどこか落ち着きません。

自分の家ではない感覚なのです。

反対に賃貸の方が、すぐに移れて

身軽で落ち着く方もいらっしゃいますよね。

この感覚は人それぞれなんだと思います。

もちろん、賃貸のお家でも自由に住めるのなら

それはそれですごく素敵なこと。

今、一軒、空き家(畑付き!!)を

お貸しくださるお話をいただいていて、

近くお邪魔する予定でおります。

もし私たちが住まなくとも、

うみがめのたまごに関わる

避難・移住者へどうぞと

おっしゃっていただいています。

本当にありがたいお話です。

 

娘の園にアクセスしやすく、

夫も会社までいきやすい場所。

さまざまな災害をシュミレーションして、

安心できる場所。

(宮崎近郊で津波があった場合、

宮崎市はその平坦な地形ゆえに

かなりの被害があると思われます。

また近郊にはダムもあるので、

地震で決壊したら、という予想も

きちんとしなくてはなりません)

我が家のようにまずはどこかにワンクッション、

その後住んでみたい街にたくさん足を運んで、

とにかくその街を知ることが

きっと自由な生活のために必要なのだろうな、

と感じています。