新しい日々ー移住ノオトー

2012年1月23日 / 新しい日々ー移住ノオトー

命を育てる。

 

 

結婚して、うさぎが1羽加わり、

猫が1年に1匹ずつ増え(いただき、拾い)、

気づけば人間2、その他4という

家族構成で暮らしてきました。

一昨年の冬には新メンバーの娘が誕生。

やっと3:4だね、と思っていたら

去年の春、うさぎのステラが

息を引きとりました。

普段鳴き声を出さないうさぎが、

最期は大きく切な気な声をあげ、

命の灯火を消していったのです。

娘は当時、1歳3ヶ月。

ステラのことはもう覚えていないかも知れません。

 

小さなときから周りに人間以外の生き物がいる

という環境は、こどもにとって

素晴らしい経験を与えてくれるものだと

信じて疑いません。

お世話をする、かわいがる、

あたたかな身体に触れる、

感情に対面する、思いやる、などなど。

動物たちとの日常を通して、

想像を遥かに超えるたくさんのことを学んで

いっているんじゃないかと思います。

 

動物、と書いたけれど

正しくは“生き物すべて”です。

花瓶にいけた草花も、観葉植物も

畑で育てている野菜も同じ。

命あるものを育てる、です。

 

 

今日、保育園の帰りに訪れた畑では、

一時はもうだめかと思われた水菜が見事復活!

あきらめなくてよかった!

 

 

豊作、豊作!!

 

 

キャベツの葉と水滴。

やっぱり感動的にかわいらしい。

娘もぐっと身を乗り出して

中を覗き込んでいました。

 

 

 

 

 

家に帰れば。

 

 

我が家の一番古株猫、ライナス。

甘えん坊のくせに気難しい、

ちょっと面倒くさいオトコです。

だけど娘はそんなことおかまい無し。

自分が触りたければ触る。

だから、ときどき不機嫌なライナスに

げんこつでポーンと叩かれたりしてして

(爪は出していません)涙しています。

でも次の瞬間にはもうすっかり忘れて

ひたすらライナスのこと「いいこいいこ」してる。

(その立ち直りの早さ、見習いたい!)

 

そんな日々のやりとりを見ているだけで

感動します。

小さなときからできるだけ多くの命と

向き合って暮らしていきたいと思います。