新しい日々ー移住ノオトー

2012年1月27日 / 思い。

女性として生きることを考えた。

 

 

今まで“私は女性だから”とか

“女性として”と思ったことが

ありませんでした。

むしろ性別を考えることが嫌でした。

こどもに対しても

「ほら、男の子なんだから泣くのやめなさい」

「女の子らしくしなさい」と言うのを

聞いて、こどもにそんなことわかるもんか!

大人の価値観押し付けるなー!

というふうに思っていました。

(それは今も変わらずかな)

 

そんな私ではありますが、

昨日、縁あって「友の会」の集いに

参加させていただいてきました。

家計簿や、割烹着でご存知の方も多いかもしれません。

日本で最初の女性新聞記者であり、

『婦人之友』誌を発刊し、

自由学園を創立された羽仁もと子さん。

彼女の思想に賛同した

女性たちの団体が友の会です。

衣・食・住・家計などを学び、

健全な家庭をつくることを目的とされています。

 

私がお邪魔したのは宮崎友の会

小さなこどもを持つお母さんから

おばあちゃままで幅広い年齢の

女性が集っていました。

昨日の会の内容は「衣」について。

“持ち数調べ”といって、

なんと!自分の衣装を季節ごと、

アイテムごとにきちんと数え、

すべてを把握することを

推奨されていらっしゃいます。

それは以前の仕事柄、

洋服まみれな私にとって、

なんとも衝撃的な習慣…。

無理、無理、無理だよーーー!

 

と最初は思ったのですが…。

とある収納の達人のおばあちゃまが

クリアファイルホルダーに、

カテゴリー別、季節別に

すべての洋服の写真を貼りつけられて

管理、把握されているのを

(家着をあわせて総枚数55枚だそうです。

そのシンプルさに感激しました!)

見、聞きしているうちに思ったのです。

そうか、こうやって物を大切に、

愛おしむことで、その物とともに

ある思い出や景色や香りまでをも

ずっと大事にされていくのだな、と。

常々夫から「物を大切にしなさい」と

言われ続けている私にとって、

目を覚まさせられる

素晴らしい機会となりました

(いつか持ち数調べに挑戦してみたい…)。

 

女性としてどう生きるか。

家庭において女性はどうあるべきか。

こんなに学ぶこと、成長していけることが

たくさんあるのだから!

うん、女性っていいな。

そんなふうに思いました。

そしてきっと、友の会できちんと

活動されていけば、

パーフェクトな女性になれるんだろうな。

おばあちゃまたちを見ていて、

うん、女性っていいな、と

また思うのでありました。

(私信:夫殿。私、ちょっと頑張るね!)