しんこきゅう

2012年2月8日 / しんこきゅう

「頑張れ!」と「よしよし」―マオちゃんへの私信―

園長先生曰く「2歳は自立と依存を繰り返す年齢」。

私もマオちゃんと似たようなことを悩んで、かなり間抜けな質問をしました。

―自立を促すよう、見守りたい。だけどそればかりだと厳しすぎて。愛情も伝えてあげたいです!

「できるのに甘えて、わざと泣いている時には放っておくよ。そうではなく、楽しく遊んでいる時に、しっかり抱き締めて愛情を伝えてあげます」。

ああそうかー!

そうやってたくさん抱き締めて可愛い可愛いしてあげたらいいんだ!って。

ちょっとバカみたいな話なのですが。

これってやはり、お母さん初心者ならではだよね。

それからもうひとつ。

「2歳は言って聞かせて分かる年齢だよ」。

これも園長先生から教えていただいたこと。

「こどもは寝る時間だよ」とゆっくり言って聞かせれば分かる。

「ママは今、急いでいるよ」と説明してお願いすれば分かる。

もう、そういう年齢なのです! すごい!

そう言われてから、小僧さんを信頼して、話し合える人と思って、困ったら交渉しています。

その分、約束は守っています。

もうひとつ。

小僧さんに「頑張ろうねー」と促す場合の前提です。

「ものすごく疲れている時、すごく眠い時、すごくお腹が空いている時。こういう時に頑張るように無理強いしない」。

あ!これってつまり、向かい合いですよね。

佐藤初女さんが、野菜を見て、どう料理したら美味しくなるかな?と常に考えてお料理する。それとなんとなく似ているなあ。

レシピどおり、分量どおりにお料理する=誰かから言われたことをそのままこどもに課して、何が何でもやらせる。

野菜をよく見て感じて、ピッタリのお料理にしてあげる=こどもの様子、その時の体調をよーく感じながら、助けてあげたり頑張ってと励ましたりする。

どちらも、親の私たちの五感と、勘が試されるよね。

マオちゃんとマメさんと話し合って、「優しくしよう」の解を引っ張り出す夫婦力がすごい!