「オニワソトがこわいから、保育園に行かない!」
節分から2週間以上経ちますが、小僧さんを保育園へ連れて行くのに一苦労。
大部屋に、年長さんたちが作ったオニのお面が飾られています。
こどもたちが色を選ぶと・・・。
こどもたちの気持ちは自由だなあ。
紙粘土で土台(型)を作り、その上に和紙を何重にも貼ります。
乾いたら型から外し、彩色や、穴開け。
何かが宿っているような感じがしますよね。
プリントされたものと違って、すごく生々しい。
園長先生のお話より。
「年によって、お面の厚みが違うのよ。集中力がどれくら育ったか。
しっかり育っている年は、ガチッとしたものができる。
和紙を何枚も何枚も根気よく重ねていくから」。
ところで小僧さんの事情ですが。
ロッカーの上にこの、生々しいオニワソトがずらりと並んでいるわけです・・。
着替えをするのもお弁当を取り出すのも、ここへ行かなくてはなりません。
心の筋トレですね。
こどもって、ファンタジーの中で生きているんだな。
柔らかな感性で、オニっていうものをダイレクトに、リアルに受け止めている。
おにはそと~ ふくはうち~
パラッパラッパラッパラまめのおと~
おには~こっそりにげてゆく