新しい日々ー移住ノオトー

2012年3月11日 / 思い。

数字になんて意味はない。

 

 

3月11日です。

改めまして東日本大震災、福島第一原発事故で

被災され、悲しみ、苦しみの中にある

方々に心からお見舞い申し上げます。

今日は日本中が寒かったようですが、

どうかみなさまがあたたかくして眠れ、

明日を迎えられますように。

 

今日は偶然、新聞記者の方から取材を受けました。

記者の方は、震災を体験されていないからか、

自身のパーソナリティなのか、

上司に聞いてこいと言われたからなのか、

よくわかりませんが、

繰り返し、繰り返し

「1年」という数字を使います。

だけど「1年」という言葉に、

どんな意味があるでしょうか。

「『もう』1年ですか、『まだ』1年ですか?」

彼は問いかけます。

この答えに何が見いだせるでしょうか。

『もう』と答えれば、読者は安心を、

『まだ』と答えれば、読者は心配を、

でしょうか。

あの日以来、みんながみんな

それぞれの生き方で一生懸命生きてきて、

たまたま1年経っていて、

だけどまだ何も終わっていなくて

それでも明日は来るから

また生き続けていく。

それだけな気がします。

「1」という言葉、文字は

「一生懸命」の「1」「一」じゃ、

だめですか?

 

 

 

 

 

我が家の3.11は畑仕事からスタート。

 

 

 

 

春の恵みをたくさんいただきました。

畑に来る度に、娘の行動、興味、反応、

何もかもが育っていっていて、

特に春を迎えて、彼女は

ぐっと成長している気がしていて

頼もしい気持ちになります。

収穫した野菜は、

追悼イベントで出会うであろう

友人たちに配ることにしました。

 

 

お昼過ぎからは平和台公園へ。

多くの友人知人に次から次へと出会い、

話に花が咲き、

時に涙し、

ライブを見ながら、踊り、歌い、

知らない人と人が

手を取り合って繋がったり、

そして何より、祈り。

 

 

 

 

平和の丘から祈りよ、届け!

どうか心穏やかな日々が

少しでも多くの方に訪れますように。

 

 

 

 

 

追伸。

今日のライブで出会った

houさんの歌声に心打たれました。

よろしければこちら

視聴ができるようです。