あまりにも美しい植物たちに、
惚れ惚れした春分の日。
土筆、蓬、蕗、菫
(つくし、よもぎ、ふき、すみれ)など。
野草と言われる草花です。
以前ご紹介した「とどけこたつみかん!」を
企画した野良!による第3弾イベント、
「春のてんぷら祭」に参加してきました。
照葉樹の町、綾町の里山で野草を摘み、
それをRAKU RESTAURANT RAWが天ぷらに
してくださるという豪華な内容!
こどもたちも、おとなたちもこどもになって、
春の芽吹きに心躍らせながら
野草を探してきました。
あったよ! 土筆!
菫も食べられるんだって。
最初は寒さで縮こまっていた娘でしたが、
靴を濡らしてしまったのをきっかけに、
娘自身がまるで野草のように逞しく、
芽吹いていく感じでした。
野性に火がついたというイメージかしら。
靴はもう「いらない!」と言い、
里山の土の上を裸足で歩きます。
私は彼女のこういうところが好き。
素敵な頑固さ、これからも摘み取らないように。
この日、誰よりも「野」を感じたのは
彼女かも知れません。
春の到来とともに生まれた
野草さんたちの命をいただきました。
大変美味しゅうございました。
感謝。
イベントを終えて。
野草ってなんだろう?、畑のあり方とは?など
いろいろ考えるようになりました。
土地の恵みに感謝していただくって、
本来は野草に向けて言うべき
言葉のような気もします。
それに自分がいかに「野」という言葉に
トキメクかということもわかりました。
野草、野生、野性、野うさぎ、
野外フェス、野郎!!!
野良!が言っているように、
そうだよね、「野に帰ろう」だ。
今年は野宿を目標にします。