2日目は朝から、
阿蘇フォークスクール近くで
この4月から始まった森の幼稚園
「にじのくに」の体験会へ参加してきました。
そもそも森の幼稚園とは何かというと…
ノルウェーから始まったもので、
晴れの日も雨の日も、
自然をフィールドにこどもたちが
遊び学ぶ園のこと。
(詳しくはこちらへ)
特定の園舎を持たないことろが多いよう。
ここも同じように、阿蘇の豊かな自然の中に
お弁当と着替えを背負ったこどもと
園長、そして保護者数名で
毎日出かけてゆくそうです。
今回入れさせていただいた山は
1,2歳児にはちょっとハードな傾斜と
起伏の場所とのことでしたが…
我が娘、この日は朝から
猛烈な寒さと冷たい風で意気消沈。
その上、なんだか険しい山の入り口に連れて
こられたぞ!と早々に怒り泣き。
それでも夫、マメがマメマメしく
娘の心と身体を解きほぐし、
ようやく涙も止まり、周りを見回す余裕も
できたところで決めたようです。
今日はパパに抱っこしててもらおう!と…。
小さな身体は夫の身体の向こう側に
隠れて見えません。
こうやって改めて写真で見ると、
まだまだ小さいのねと気づかされます。
南阿蘇村のこどもたち。
彼らは本当に格好よかった!!!
自然との距離が近いし、
仲間との結びつきがあるし、
新しいメンバーをさらりと受け入れる余裕があるし、
足腰が強いし、
笑顔が最高だし、
もうすっかり惚れ込んでしまいました。
いいねー! 私も仲間になりたい!って。
たぶんね、お父さんもお母さんも
素敵なんだろうな、って思いました。
さてチーム宮崎。
我が家の状況は上記の通りですが、
他の2家族はどうだったなか?
どう思ったかな?
きっとそれぞれがそれぞれ
感じたことがあったことと思います。
私は参加できてすごくよかったです。
森のふところの深さや自然の厳しさ、
親の心持ち、それを感じるこどもたち…
いろんなことに改めて気づくことができました。
なんにもないような場所で、
もちろん遊具もない場所で、
どれだけ豊かに感じて遊べるか。
SENSE OF WONDER。
生きるチカラ。
こういうことがこれかの時代を
生きてゆくには必要ですね。
以前にも書いたと思いますが、
人間はこういう環境に放り込まれると
知らず知らずのうちに
「本当の自分」が出るように思います。
自分のこどもの性格を知りたかったら、
はたまた自分の弱さ、強さを知りたかったら
仲間と連れ立って森へどうぞ。
ちなみに私は
夫にこどもを任せっきりで
薄ら笑いを浮かべながら
(森にいるのがうれし過ぎて、です)
あっち行きこっち行き…。
自分のちゃらんぽらんで
身勝手な行動に、
いつもあとから反省するんです。