年少少クラスに進級したときの
クラス便りに書いてあったのが、
「前開きのボタンタイプのパジャマを
用意してください」。
パジャマを巾着に入れて持っていく
新しい習慣がこの4月から始まりました。
1月生まれの娘は、まだボタンを
自分でしめることができなくて、
家で少し挑戦しては
「できらない〜っ」と苛立ったり
「ママ、かけて〜かけて〜」と訴える日々。
園では生まれの早いお友だちや
先生に手伝っていただいていたようです。
それが、今日、突然。
ボタンをひとりでかけることができました。
「ママはお片付けしているから、
そこにあるパジャマに着替えてね」と
伝えてしばらくすると……
娘がパッとこちらを見て
「かけられた〜」というような
内容のことを言うのです
(正確な言葉を覚えていないのが
悔やまれます)。
「えっ!?」と娘を見ると
なんとパジャマの第1ボタンが
しめられているではありませんか!!
「すごーーーい♡ ひとりでできたの!?
やったね、やったね!!」と
大喜びする私を見て、
娘も顔をくしゃくしゃにしていました。
それから「ここも」と言って、
静かに第2ボタンへ挑みます。
数分間の静寂。
娘の息づかいだけが響きました。
なんども「!……」と
投げ出したくなって何か言おうとしては
挑戦する、が続きます。
でも結局、第2ボタンはうまくいかず
私がちょっとだけお手伝い。
その後、なんと第3ボタンは
私の目の前で自分で閉めていました。
一番下のボタンもほんの少しお手伝い。
こどもがやると決めたときの
意思の強さ、集中力は凄みさえ感じますね。
簡単に「ガンバレ」なんて言えなかった!
もう立派なひとりの人間ね、と
感じることが多い今日この頃。
お人形、ぬいぐるみ遊びも
演技がかっておもしろくなって参りました。