新しい日々ー移住ノオトー

2012年6月4日 / 家族のできごと。

シラミ週間。

 

 

先々週の金曜日、

送ったばかりの園から電話がありました。

「娘さんの頭にかなりの量のシラミがいます」

「!!!!」

ということで、50分かけて通った園に

5分の滞在時間で迎えに行くことなりました。

見せてもらった娘の頭!

ひぇ〜〜〜〜っ

なんだかブツブツつぶつぶなものが

髪の毛にいっぱい付いているーーーー!

「これ全部、シラミの卵ですよ…」

「………」

しばし言葉を失い

ひきつった笑顔しかでてきませんでした。

そういえば、最近の彼女、ボリッボリと

頭を掻いていることが多かった。

でもまさかシラミだなんて想いもせず

放置してしまっておりました。

 

 

娘を迎えに行って園長先生からお話を

聞いていたら「なんだか、

私まで痒くなってきました〜!」

それもそのはず!

車に乗り込んで覗いたミラーに

映る私の髪の毛にも、

娘と同じ卵ちゃんがごっちゃりんこと

付いておりました……。

再び、絶句。

 

 

さてシラミとは、

Wikipediaによると

血液体液を吸う寄生生物である。

口器は3本の鋭い吻針となり、それを宿主の皮膚に

突き刺して咽頭にあるポンプで吸血する」。

そうです、頭皮から血を吸い吸いして生き

ちゃう数ミリの小さな寄生虫です。

成虫は1日に3〜10個もの卵を頭髪に

産みつけていくんだそうです。

 

 

 

さぁて、どうしよう。

今はスミスリンという薬用の

シラミ駆除用のシャンプーが発売されている

そうなのですが、まずは薬でない方法で

試したくなり…調べてみたところ

海外では殺菌効果の高い

ティートゥリーオイルを用いた

対処が一般的なのだそう。

では早速!というわけで

帰宅した娘と私はティートゥリーオイル数滴を

いつものシャンプーに混ぜ混ぜ。

さらにはタオルドライ後の頭皮、髪に

オイルを数滴とってもモミモミ。

それから私は娘のお昼寝中に、

娘の髪の毛についた卵やら成虫やらを

必死で取り除きました。

みっちり2時間も…。

夜もやっぱり同じように繰り返し。

私のシラミちゃんは、買って来てくれた

シラミ取り用のコームで夫が

夜な夜な髪を梳かしてくれました。

特におでこ生え際、耳周り、襟足に

群生している感じです。

櫛はすごーく取れるのだけど、

髪が痛むのが欠点過ぎる欠点。

髪の毛がちりちりになってかわいそうでした。

 

 

土日。

ティーツリーオイルを含ませた髪を

ラップで包んで放置すること数十分。

 

 

その後、ドライヤーの熱風を

頭皮に近い位置から

ぶぉんぶぉんかけていったら、

私の頭からぽたぽたっと

4ミリくらいはある大きなシラミが

2匹落ちて参りました。

これで「イケル!」と確信し、

以来地道にティートゥリーと

ドライヤー作戦で、週明け月曜日には

すっかり影を潜めたのでした。

ただ、私は自分の頭を見たくても

見ることができないので

少しでももぞっとすると「シラミかっ!?」と

ハンターの気持ちになってしまい

精神的に疲れた気がします…。

しかも最後の方は、

シラミに頭皮を噛まれると

わかるようになったり…。

そんな感覚、研ぎ澄まれたくなかった!!

 

 

娘も無事に月曜日から登園。

行ってみたら、娘だけじゃなくて

たくさんの子にシラミがいたんだそうです。

男の子はばっさり坊主になっている子が多くて

思わず笑ってしまいました。

今どき、ちびっこが坊主って新鮮!!

またシラミをもらってきたりしましたが、

もう対応の仕方もわかったので

動じることもなく。

 

 

シラミって昭和の寄生虫と思い込んでいました。

今も意外と各地で流行っているのですね。

東京に住む友人のこどもが通う園でも

流行り始めてるとお知らせがあったそうで、

それを聞いてなんだか安心したのでした。

宮崎だけじゃないんだねー!!