4月に続き、再び安曇野のシャロムヒュッテに行ってきました。
森と草原。小僧さんが裸足、裸で走り回っていても、ほほえましい視線がおくられてくる、嬉しい環境です。
さてこのシャロムヒュッテの雑貨屋さんには、シュタイナー関連のおもちゃや楽器、クレヨンや水彩絵の具、みつろう、本などが並んでいて、見ているだけでも楽しい。
今回はこの雑貨屋さんの二階に泊めていただきました。
急な梯子を上った屋根裏部屋です。
(小憎さんがこの梯子をどんなに喜んだことか)
そんなわけで、朝早く起きてお店の中を一人でウロウロ。
シュタイナーの世界をたっぷり堪能することができました。
ふと気づいたことは。
東京での今の子育ては、素敵な保育園との出逢いがあり、木や土や水などに近い子育てとなっています。とても満足しているのですが、シュタイナーの持つ空気感と少し違う。保育園の環境は、もっと土俗的でワイルドな感じといったら怒られてしまうかな?
シュタイナーっていいなと感じたのは。
1.美しい色合い。シュタイナーのクレヨンやおもちゃ、布の色は、とても心地よい色合いです。
2.澄んだ音色。保育園でもピアノや歌はいつもいつも身近にあります。ただ、それとちょっと違う、澄んだ音色を奏でる楽器があるのですね。
3.人形。どうやらシュタイナーでは、親がお人形を手作りしてあげる。そこに、家や木やおふとんや、食べ物などが(もちろん手作りで)加わっていき、ファンタジーを膨らませていく。雑貨屋さんには本当に可愛らしいお人形がたくさんいます。
これらはすべて、私がシャロムの雑貨屋さんで感じ取ったことで、きちんとシュタイナーについて学んだわけではございません。
こういうものを少しだけ、我が家に取り入れてみたいと思いました。
欲張りだなあ。
でも、子どもにおもちゃは選んであげるわけですから、その際に少し意識していたらいいかなと思います。
ところで、男の子がお人形で遊ぶんだろうか?
旅行のお土産に、ためしに買ってあげました。(冒頭の写真)
なんと、とても嬉しそうです。
「ママー、お人形さんのおうちは?」
マッサージしたり、運動させたり、ご飯を作ってあげたり。
お布団をかけたり。
かごに入れてシートベルトをして、車のつもりで部屋の中を押していったり。
うーん男の子も、そういうのありか。
鼻たれ小僧さんが大事そうに抱っこしているのも可愛らしい。
やっぱり子どもって、どこかの時点までは天使というか妖精というか、ピュアな存在なのですね。