ザリガニ、クワガタ、カブトムシ・・・。
夏に出会う命は、力強くて大きい。
2歳の小僧さんには、刺激が強すぎるかな?
ところが。
昨日保育園へお迎えに行くと、
「ママ見て!」
小さな手の平に3センチほどの、
濃い緑色のカナブンが乗っていました。
お腹にくっつけてみたりと、すっかり仲良しです。
前日まではセミの抜け殻にも触れなかったのに。
「大きくなってお爺さんになったら、カブトムシ捕まえるんだ」
って公言していたのです。
きれいな緑色のカナブン。
午後いっぱいかけて、仲良しになったのだそうです。
「こわくないよー、こわくないよー」
園長先生が何度もお話ししてくれて、
恐る恐る触ってみるところから。
すっかり気に入って、
誰かが連れて行ってしまうと、
追いかけて行って取り返してまたツンツン。
家に連れて帰った頃には、カナブンさんもぐったり。
ベランダの観葉植物の土の上に置いてあげました。
今朝起きて一番に見に行ったけれど、どこにもいなかった。
どこへ行ったかな、小さな命。
小僧さんの心に勇気を灯してくれてありがとう。