保育園の夏合宿で、
丹沢の川上りに挑戦しました。
上流の滝まで距離にして200~300メートル。
でも往復でたっぷり2時間から3時間かかりました。
小さな冒険にはいろいろなものが詰まっています。
流れに逆らって進むだけでも大変。
両手両足、バランス感覚、ちょっとした判断力。
総動員でよじ登ります。
自然はひとつとして同じ場所はない。
一番大変なのは最後まで気持ちを保つこと。
これは仲間がいたから頑張れた。
「カワヤダーカワヤダー」
呪文を唱えるように、
最後は泣きながら上りました。
始まりと終わりのある遊び。
自然の懐に飛び込む、ひとつの挑戦です。
「こういう体験をして自信を得る。
それが生活の全てに関わってきます」
と園長先生。
「トラウマになって川を嫌いになるのではないか」
とパパは心配していましたが、
帰宅してからも毎日、
小僧さんの心は川の思い出でいっぱいです。