日曜日の運動会、
会場は芝生の公園。
こどもたちはみんな裸足。
先生方もみんな裸足でした!
娘は人生で3回目の運動会です。
1回目は東京の保育園で、
ハイハイのころ。
2回目は宮崎の海の近くの小さな保育園で、
入園して間もないころ。
今回の運動会は、さすが2歳、
今までとはちょっと違いました。
園で習ってきた運動会の歌を毎日口ずさみ、
毎日「運動会ごっこ」があったそうなので
“運動会とは何か”がわかっています。
そうは言っても
「運動会ごっこで何したの?」と聞いても
「かけっこ」などの具体的な答えは返って来ず、
「運動会いつなの?」
「今日運動会なの?」といった
質問をしてくるわけでもなく
(クラス便りによると、こういう質問をする
お友だちもいるようなのです)、
運動会がわかっていて楽しいんだけど
半分ファンタジーの中にいる、
娘を見ているとそんな感じがしていました。
運動会当日も。
4人で走るかけっこのときは
ふわふわ〜んとマイペースに
ほわほわっと走り抜け、
椅子を持ってゴールする設定の障害物走では
椅子をゆーっくり持ち上げてゆっくり歩き、
1回下ろして芝生から何か(葉っぱかな)を
ちぎって椅子の上にのせて
さらにゆーっくりゆーっくり歩を進め、
会場中が彼女をじーっと見つめる中、
それでも自分のペースで進み続けました。
途中、園長先生が
「あらっ、葉っぱを運んでたのねー?」
と話しかけてくださって、
やっぱりのんびり歩いてゴール!
あっぱれな自分時間でした!
園長先生が解説してくださいました。
2歳児はまだまわりの環境や様子を見て
判断することができない年齢、と。
自分の時間や世界を大切に
しているときなのですね。
3歳児になると、周りを見たり
お友だちに揃えたりあわせたり、が
できるようになっていくそうです。
その一方でリズムをするときは、
私たちが座っている目の前に来てするほど
観客の目を意識してみたり…。
2歳児っておもしろい。
ファンタジーのままでいて、って思います。