自給自足の生活に憧れる自分と、
とにかく外に出歩くのが大好きな自分とがいます。
コツコツねちっこく燃えられる自分と、
ポーンと外に飛び出していく衝動的な自分もいます。
だから理想としては半自給自足、というところでしょうか。
そう願っていたら、夫が友人たちと畑を始めることになりました。
友人のうちのひとりのお父上が農家をされていて、
来年の夏まで空いている畑スペースがあるから
使っていいよと言ってくださったのです。
もともと農に少々携わっていた夫は大喜びで、
無農薬栽培に挑戦し始めました。
娘と私は半月ほど鳥取に行っていた関係もあり、久々の畑訪問。
先月は草ぼうぼう、蔓用のトレリスも残った状態だったのに、
こんな立派な畑になっていました。
右に見えるはニラ。
ニラは切っても切ってもまた伸びてきてくれる
たくましく家計にやさしい植物です。
奥の方にはレタスなどの葉ものとブロッコリー。
手前にはゴボウ、カブなどを植えているそうです。
それにしてもやっぱり無農薬で作るのは大変なこと!
葉ものには外来種のテントウ虫モドキなる虫ちゃんが
びやーっとついておりました。
そこに夫が夜な夜な作っていた唐辛子を煮たものと
お酢が混ざったようなすごい臭いの液体をシュシュッと。
でもちーっともへこたれない…。
というわけで少しばかり手荒な手段に出てしまいましたが、
そうでもしないと自分たちの育てているものがダメになってしまう。
そのぶんできたお野菜を感謝していただく、
ということなんだろうと思います。
そしてこの地道な作業…
改めて普段購入している無農薬野菜の作り手の方々をリスペクトしました。
娘もいつの間にか長靴を脱ぎ捨て、泥だらけ。
こどもは小さいうちに、砂ではなく土に触れることが大事と言われています。
こんな機会を作ってくださった友人とお父上に感謝するとともに、
我が家も早く半自給自足ができるような
素敵な家に住みたいなー!と新たな下心も芽生えた土曜日でした。