新しい園では
自分のことは自分でする、が基本。
登園すると
自分のカゴに持って来た衣類を出し並べて
お支度を済ませてから園庭で遊ぶ。
何か忘れものしたときは
自分で誰かに貸してもらう。
自分で自分の身の回りを整えることで
自分で翌日の支度ができるようになる。
前はあんなに嫌がっていたお支度を
今や「はいはい!」と張り切ってするようになった
(そうはいかない日ももちろんある)。
園とのやりとりのノートや、
園便りは伝言用として使うのではない。
例えばそろそろプール用のバスタオルを持って来て、
ということは、娘が先生から聞いて覚えて
自分で親に伝えて用意する。
自分たちで料理するものは
自分たちで採ってきたり皮を剥いたり、
自分たちの過ごす部屋の飾り付けは
自分たちで作ったものや
それに自分たちで糸を通したものだったり。
親が「自分でやりなさい!」と言うのとは
全く違う自律と自立のループがあって
素晴らしいなぁ、と感心することばかりだ。
どんどんお姉ちゃんになっていっちゃう
その一方で
彼女のファンタージーよ、
ずっとそのままでいて!とも思う。
しっかりしていくこと=小さなおとな
ではなくって
自分で作詞作曲して歌ったり弾いたり、
読んだことのない絵本を
自分で考えた物語をつけて読んだり、
またそれを堂々とちいさなお友だちに
読み聞かせ風に読んでしまったり、
大雨が降ったときには
「ママ、お花さんたち
とっても喉が渇いてたんだね」と言ったり、
次女が笑うことを
心からの喜びにしていたり、
そういうところ。
最近長女が描いた絵を見て、
園長先生が「見て!やる気満々でしょ!?」
というようなことを
言ってくださった。
見てみたらホント、
楽しいこと、喜び、
伝えたいこと、エネルギーで
満ち満ちた絵になっていた。
自分で自分のことをしだしたから、
日々に達成感があるんじゃないかな。
だからあんな絵になってるんじゃないかな。
娘が水をあげてくれている
タイサンボクリトルジェムに
花が一輪咲きました。