新しい日々ー移住ノオトー

2014年8月9日 / 新しい日々ー移住ノオトー

植物のチカラをお借りします。

 

 

先日、家庭でデイリーにつかえる

ハーブの講座を受講。

HERB DRUG、BOTANICAL HERBと言われるもので

日本では厚生省の管轄で「食品」に

位置するものだそうだ。

 

 

HERB DRUGとは、植物が光合成によって

作り出した化学物質のこと。

どうしてその化学物質ができるかというと、

植物は一度根を生やしてしまった場所から

動くことができないため

あらゆるバクテリア、ウィルス、細菌と

その場で戦わなくてはいけないために

発生しているのであろうこと。

先進国で日本とアメリカだけが

ナチュロパシー(自然療法)が

医療保険適応外であること

(だから「食品」になっちゃう)。

例えばドイツではまず最初にナチュロパシーが

あって、次にアロパシー(現代医学)があること。

宮崎に来て薬草や野草と身近になったものの

海外では植物のチカラに

こんなにも人間が助けられているのか、と

驚くお話も聞かせてもらった。

さらに日本の環境は

無菌抗菌ばかりがもてはやされ

温室で育っているようなものだとも。

だから化学物質も少ないし、敵が少ない、

すなわちウィルスに弱い、

細菌と戦うチカラがない。

こどもを取り巻く環境も同じだと思った。

保育園では転んでも痛くないマットが敷かれ、

赤ちゃんが檻のような柵に入れられていて、

あらゆるワクチンが用意されていて

それはすべて安全のいう大義名分のもと、

痛みを知ることもできず、

冒険することもできず、

自らのチカラで世界を広げることも叶わず、

病を乗り越えて強くなる機会もなく、

すべて大人が楽なようになっているなー

なんて脱線して思ってしまった。

 

 

先生のわかりやすくも熱いお話を聞き、

私は3種類のハーブを

日々に取り入れてみることにした。

ひとつめはエキナセアのチンキ

以前からこども用のチンキは持っていて

長女の体調がおやっ?と思ったときに

飲ませていたものの、大人版(通常版)。

このハーブは1家に1本と言わしめるほど

万能なのだそうだ。

短時間で免疫システムに作用し免疫力を

強化する、その薬効の高さと安全性で

世界中で一番利用されていると聞く。

今年は冬の終わりに出て夏の初めにはひく

娘の痒みがなかなかひいていかない。

もしかしてアトピーなのではないか、

と思い、先生に相談したところ

体内で何かが暴走してしまっていて

痒みとして出ているのだとしたら…

ということでこのエキナセアを

ちょっと飲んでみたらどうかとご紹介いただいた。

また赤ちゃんにおいては

生後1年かけて免疫システムが構築されていくので

その期間に(離乳食がスタートしたら)

このエキナセアを少量飲むといいらしい。

もちろん風邪のひき始めなどにも活躍する。

 

 

もうひとつは

セントジョンズワートのチンキ

子育て中のお母さん、

つまりストレスフルな人にオススメと聞き…。

資料によると「穏やかな鎮痛作用と申鎮静作用、

抗炎症作用がありますが、抗鬱剤としての利用が

一般的です。イライラや憂鬱などの気分障害にも

効果的です。生体ホルモン、メラトニンの

分泌を高め、ホルモンのバランスを整えますので

更年期障害や生理不順、生理痛などにも効果があります」。

これだけ読むと、仰々しい感じがするが

ちょっと疲れたなぁ、やりきれないなぁみたいな

気分のときに植物のチカラをお借りする、

そんな風に取り入れたいと思った。

 

 

3つめはネトル

花粉症、蕁麻疹などのアレルギー症状に

安全で副作用がない抗ヒスタミン剤の代替として、

用いられているそうだ。

また授乳中のお母さんの

母乳の分泌を高め、さらに鉄分、マグネシウムなど

重金属を多く含むために良質な母乳へと

導いてくれると聞き、

美味しい母乳のために

飲んでみようと思った次第。

 

 

使ってみての個人的な感想はまた後日。

アロパシーの前の選択肢として。

薬に頼るのではなく、

薬に頼らなくていい身体。

インフルエンザにならないワクチンではなく、

インフルエンザのウィルスに負けない身体。

ハーブ/野草のように力強く

身体に生きる力をつけるため、

私もたくさんの教えを請いながら

智慧をつけていきたい。