あっち向いてこっち

2014年9月19日 / あっち向いてこっち

ninety five(ゆるむ)

 

ひとは
ゆるむ
ゆるめることが
からだにとって何よりも大事らしい

 

 

びっくりするくらい
手がかからない次女
 
朝ぼくらの知らない間に起きて
ひとりで遊んでいる
 
ぼくらがそれに気がつくと
おはようの笑み
こちら側は恥ずかしいような照れくさいような
 
そう
おかしな力が入っていない

 

 

長女は
しつこいくらい
テーブルに出されたおかずの数を何度も確認する
 
顔全体が口かと思うほど口を広げて大きな声でうたう
 
虫への恐怖はまるでヒッチコックの映画
 
パフォーマンスしている瞬間は
力んできるのかもしれないが
生命体丸出しで生活している彼女にとって
これが自然体

 

 

宮崎県都城市うまれの暴れん坊
黒猫のパーク♂が来てから
関東生まれの我が家の猫たちは
完全に力んでいる

 

 

パークは他の3匹の猫たちに
いたずら ねたみ 気まぐれで
突如噛む
ガブリッと

 

噛んだ方はスカッとするのだろうが
噛まれた方はたまったものじゃない

 

こそこそと
周りに誰もいない事を確認してから
すり寄ってくる黒猫のニコ♀

 

パークに見つかったら
嫉妬でガブリッ
哀れだ

 

パーク以外の
猫たちに安息日を与えてあげたい