うちにはテレビがありません。
実家に行ったときも
極力TVはつけないでもらうよう
今まで協力を仰いできました。
でも先日の大晦日の日、長女はうまれてはじめて
歌番組というものを、つまりは紅白歌合戦を
見ることになりました
(つまり私たちが初めてOKを出したということです)。
ひらひらの服を着たお姉さんが歌ったり、
『ありのままで』を歌う人が出てきたり、
踊りながら歌うお兄さんがいたり、
それはそれは目の回るような
衝撃体験だったに違いありません。
そして…
私は席を外していましたが
日本エレキテル連合が出てきたとき
「こわいからテレビを消してほしい」と
言ったそうです。
以前、たまたまアンパンマンのDVDが
流れていたところで、
バイキンマンがいじわるするシーンを見たときも
「こわいから消して」と言った長女。
『あかずきんちゃん』を読んだときの反応も
興味深くて、悪いのはおおかみではなく、
あかずきんちゃんとおばあさんを助けるために
おおかみを鋏で切った“狩人”だと
言ってきかなかったのです。
善とか悪とか、
はたまた恐怖とか正義とか、
こどもの混じりけのない目線で見ると
おとなとは違って
真っすぐでいいなと思います。
そんな夢見る長女が、
以前温泉で(正しくは温泉のテレビで)
見たことがある“真央ちゃん”に
挑戦してきました!
これ、本物の氷ではありません。
プラスチックのような素材の板の上を
そこにスケート用の靴を履いて
滑るというものです。
やっぱり本物の氷には敵いませんが、
気分は真央ちゃん!羽生くん!というキッズが大集合。
長女も「転んだ分だけ上手になる」という
たぶん夫が言ったのであろう言葉を胸に
がんばって練習に励んでおりました。
いつかテレビで見たことのある
くるくる回る素敵な真央ちゃんに
ちょっとだけ近づいた。
そんな体験になったのではないかな。
今年こそはここに行こう!