我が家の長女、
体調のバロメーターは
皮膚の調子と顔色、鼻水です。
顔色がころころ変わる、肌が痒くなる、
鼻水がダラダラと出てきます。
おなかが張るけど、
便秘はほとんどしないようです。
熱はかなり高いのが出て、
以前はよく熱性痙攣をおこしていました。
ここ1年は痙攣しないですんでいます。
次女、完全におなかです。
すぐに便秘になり、
調子が悪いと下痢をします。
熱ももちろん出ますし鼻水も垂れますが、
なんといってもおなか。
おなかで彼女を理解します。
と、体調不良でも人それぞれ。
個性があります。
私は母として、夫は父として
こどもたちの身体の個性を知り、
それぞれの身体を信じて
サポートしていくよう心がけています。
まずこれが大前提1。
それから。
「風邪は薬が治すのではない。
自分の身体が治すのだ」
ということを理解しておくこと。
これがとーっても大事なことだと思っています。
風邪をひきました→病院に行きました→
薬をもらいました→薬を飲みました
→風邪が治りました
これの、さいごの「→風邪が治りました」は
正しくないんですって。
「薬が効いたから治ったよー」というのは
わりとよく聞かれる表現でありますが、
薬はね、治すんではなくて
抑えるだけのためのもの。
具体的にいうと
解熱剤→熱が出るのを抑制するための薬
鼻水の薬→鼻水が出るのを抑える薬
などなどなど。
つまりその症状を抑えてくれはしますが、
熱を治したり、鼻水を治したりするものではないのです。
これが大前提2。
さて風邪ってどうやってひくんだろう。
その感染はほとんど「ウイルス性」だと言われています。
このウイルスが身体のなかで暴れまくるため、
身体さんはウイルスの力を弱めようと
高い熱を出します。
くしゃみでバイキンを飛ばそうとします。
鼻水で流そうとします。
下痢をして排出しようとします。
身体はあの手この手を使って
一生懸命、ウイルスと戦っているわけです。
ところが、薬というのは、
このがんばりに働きかけて
がんばれないようにしてしまうわけですから、
ど、ど、ど、どうでしょう?
もっと自分の身体のチカラ、
こどもたちの身体のチカラを
家族の身体のチカラを
信じてあげてもいいんじゃないかな。
本当にその薬、必要かな?って
考えてみてもいいんじゃないかな。
自分のチカラでがんばれたなら、
身体ってどんどん強くなっていくんじゃないかな。
私は小さい頃から鼻炎で、
たぶん小学校低学年のころはいわゆる
耳鼻科に通っていたと記憶しています。
あそこの耳鼻科がいいと聞けば
その耳鼻科へ行き。
同時に水泳もずっと習ってしました。
母がなんとか私の鼻を改善しようと
がんばってくれていたんでしょうね。
そして母はあるときから路線変更をして、
耳鼻科ではなく
鍼に連れていってくれるようになりました。
漢方を出してくれる薬局に行くようになりました。
身体も大きくなっていって、
気づけば鼻炎は治っていました。
身体って、そういうものって思うのです。
自分のチカラをつけてあげれば
乗り越えていけることが増えていきます。
あ、これって
こどもが育っていく過程と同じですよね。
繰り返しますが、
風邪は薬が治すものではなく
自分の身体が治すもの、です。
インフルエンザだって風邪の一種のようですから、
ワクチンなんて必要あるのかな。
タミフルの中身って知ってますか。
疑うことは美しい。
って母になってから気づきました。
それと同時に、
信じることは美しい。
とも深く深く思います。
東京から帰ってきて疲れ果てた次女が
高熱を3夜出し続けていましたが、
今日、鼻水以外が治まったようです。
今回はエキナセアのチンキと
キャベツ帽子、イトオテルミーのお手当をしました。
うつりたくない私たちは
エルダーのカプセルを飲んで防御。
3晩、ずーっと抱っこしたまま寝て
おなかを温め続けたので
私の身体はバリバリになりましたが、
彼女に笑顔が戻った瞬間、
すべてがふっとびました。
ん、いや、バリバリです、やっぱり。
*薬を全否定しているわけではありません。
必要なときもあると考えています。