ただいま宮崎では神楽シーズン真っ只中。
夜神楽は終盤を迎え、
いよいよ昼神楽のシーズンに突入します。
11日の建国記念日には、
日南市にある潮嶽(うしおだけ)神社の
潮嶽神楽にお邪魔してまいりました。
前日までの気温が低く風が強い気候とは
変わって、風がなくほんの少し春を感じる陽気。
今回は私ひとりで5歳1歳を連れてでしたので、
そんなときはたくさんの日南の地元の方々が
助けてくださること、くださること…。
にわかご近所さん気分で、
おねえちゃま・おばちゃま・おばあちゃま方に
どっぷり甘えさせていただきました。
神楽の魅力は舞や神庭(神楽を舞う場所)、
音や衣装などさまざまありますが、
地元の方々との触れ合い、
まるで親戚のようなお付き合いがなぜかできる
神楽の日特有ともいうべき距離感にも
あるのではないかと思います。
長女はすぐにお友だちができ
1日中かけまわり大笑いし
神楽に見とれ、しておりました。
次女はハイハイであちらこちらにお邪魔し、
しまいには神庭のなかにまで入れていただき…
ほしゃどん(神楽の舞い手)の膝の上で
すっかりくつろいでいた様子。
地元の20代の女性に
「神楽が地元にあるっていいですねー」と言うと
「そうですよね。これが小さい時から
当たり前だったけど、こうして年1回
たくさんの人で賑わうから、やっぱり楽しいです」
とおっしゃっていました。
小学校5、6年生の頃、神楽前の神事の際には
巫女さんとして舞いをされたそうです。
いいなぁ。いいなぁ。
こんな世界が現代に残っているなんて。
本当にすばらしいです。
宮崎に住んでよかった!と思います。
娘が仲良くなった男の子たちも、
宮崎市内からお父さんに連れられて
見にきていたとのことでしたが、
そうやってこの伝統芸能に多くのこどもたちが
触れていけると、まだまだ未来にも
残っていけるのかなとも思います。
宮崎に住んでいながらも神楽未体験という方、
ぜひぜひ一度、神楽へ出かけてみてください。
わけがわからなくても、
おとなが楽しんでいたらこどもも楽しみ始めます
(おとなが気もそぞろだとこどもが
飽きるも早いような…)。
3月にはご近所のあちこちで
だいたい午前10時くらいから15・16時くらいまで
神楽が開催されます。
3月に開催される
宮崎市内の神楽リストはこちら
(詳しい日時は未確認です)。
このリストには出ていませんが、
清武の船引神楽は3月21日の春分の日に開催予定。
私はこの船引神楽が大好きです。
ちょうど桜が咲いていて、
菜の花の香りがする小道を歩いていく
あの情景がたまりません。
神楽については近々、おもしろく
わかりやすいサイトがアップされる予定です。
また改めてご紹介させてください。