友人母娘と長女と私で
夕方の公園にてかくれんぼをした。
長女が鬼になりたいというので、
3人それぞれが隠れた。
30数え終わって歩き出した娘の姿を
私は隠れている場所からそっと覗く。
そうしたら、
広い公園をあてもなくひとり進む姿が、
数年先の親離れした長女の未来像のようで
なんとも言えない気持ちになった。
孤独なんだけど、希望に満ちていて
でも不安もあるような、そんな姿。
「がんばれ!」
「あっちに行ったらKちゃんがいるよ」
「そうそう、そっち!そっち!」
心の中で声を掛けながら、
でも、ただ見守ることしかできない感じ。
親って無力なんだなぁ。
自分の両親はこういう思いで、
いや、もっとなんとも言えない気持ちで
私を見守ってくれていたんだぁ。
長女がYさんを見つけてくれて
とってもホッとした。
長女と遊んでくれ、よききっかけをくれた
Yさん、Kちゃんに感謝して。
お口にチャック、手は後ろ。
よき予行練習になったとさ。