新しい日々ー移住ノオトー

2015年12月23日 / 娘のこと。

いろんなひとがともだちになっていく。

 

 

 

長女に”旅”は何が楽しいかと尋ねると

「ひととひとがともだちになっていくこと」と

迷わず答えた。

その答えに、母ちゃん、思わずグッときた。

私がしたいのはそういう旅だ。

観光地をぱぱっとめぐって

その土地にことをわかったような気になる旅は苦手。

観光地に1箇所も行かなくても、

その町の人が行っているスーパーに行ける方がよい。

公園でピクニックする時間を選びたい。

知らない土地で新しくともだちができる、

ともだちのともだちに会う、

SNSで繋がっている人に初めて会う、

つながりが広がっていくのも醍醐味だ。

それを5歳ながら感じてくれていて

楽しんでくれていることがとても嬉しい。

それに彼女の答えは

人生そのまんまにも当てはまるなぁと思った。

 

 

 

通りすがりの人、仕事で出会う人、

同じ園にこどもが通う自分の半分くらいの年齢のママ、

カフェの斜め向かいのテーブルにいるご婦人、

雨樋を直してくれた職人さん、

もう誰も彼もがともだち候補で、

それをどんな出会いにするかは自分次第なんだ、と。

どんどんともだちが増えていく方が楽しいに決まっている。

(もしかして嫌なこともあるかも知れない。

悲しいことも。それにしたって

きっと楽しいことの方が多いに違いない)

LIFE IS A JOURNEY.って本当だ。

 

 

 

 

「おいしいごはんをたべられること」というのも

長女の旅の楽しみらしい。

1歳半にしてうどんは大人の1人前食べてたし、

いつも食べる量とか、誰が大きいのとったとか、

誰が何個食べたから自分は何個とか気にするし、

うーん、そこ?と

思ってしまうことも正直あるが…

でも食べるって生きることの基本であるからして

彼女は生きるチカラがあるってことだとも言える。

それもこれも

「手づかみで食べる」時代があったからだと

つくづく思う。

自分の意思でつかむ、口に運ぶ、咀嚼する。

この至極簡単な時代を経てきたことが、

今生きていると思う。

 

 

 

 

今日はyoutubeで世界の都市のクリスマス映像を

見せたら、行きたいなぁ、見てみたいなぁと

目を細めて言っていた。

旅はこどもにとってもいいんだなぁ。

来年は旅に出よう。