安心安全ってなんだろうと思います。
よく目にする言葉だけど、
人によって解釈も定義も千差万別。
食べ物についていえば
農薬をつかっているとかいないとか。
産地はどこかとか。
遺伝子組換えの原材料の有無とか。
いろいろありますね。
無農薬とかオーガニックとか言ってるのは
ダサいとか、間違っているとか、
それよりおいしいことが大事だろとか、
そういう意見もありますね。
おいしいこと、確かに大事です!
一番大事なのはおいしいこと、
一番大事なのは無農薬であること、
一番大事なのは愛情、
一番大事なのは………
それぞれがそれぞれの価値観でお買い物をするから
スーパーマーケットや市場は楽しいわけです。
ただ私個人的には、農薬を使ったものよりは
無農薬でつくられたものを買いたいし、
添加物がないもの、
できればご近所さんがつくられたもの、
さらにいえば知っている方がつくられたもの、
想いがこもったものを買いたいです。
なぜだろうと考えると、
私はこどもを育てる母の責任として愛として
そういう選択をしたいのからだと思います。
こどものためでもなく、他の誰のためでもなく、
自分が母としてそうしたいから。
あるとき
外出先にてピザとスナック菓子をいただき、
夢中になった次女…
翌日、口角の脇に
立派な吹き出物ができていました。
うわー! 顕著だなー!
大人だったらこんな素直にいかないかもしれないけど
こどもの体ってまじりっけなしだからすごいな、と。
それから、ときどきはいいけれど、
こういう食べ物を常に…
だったらどうだろう?と思ったのです。
マクロビオティックで著名な方のお嬢さんは
小さい頃に市販のお菓子やファストフードなどを
禁止されていた反動で、
家を出てから数年間ジャンクに走ったから、
小さいときに厳しくしすぎるのもね…
とお話しいただいたこともありました。
でも幼少期にジャンクフードや
添加物いっぱいの食べ物を食べるのと
大人になってから食べるのとでは
たぶん違うんじゃないかなーと考えています。
人間の五感が記憶や感情に直接作用する
重要度ランキングというリサーチにおいては、
1位:視覚(58%)
2位:嗅覚(45%)
3位:聴覚(41%)
4位:味覚(31%)
5位:触覚(25%)
*マーチン・リンストローム著の
『五感刺激のブランド戦略』(ダイヤモンド社2005年)
という結果が出ているそう。
味覚の1万倍、嗅覚は敏感らしいです。
つまり、味覚って意外とたいしたことがない…
そう書くと語弊がありますが、
味覚って不確かな物なんでしょうね。
そうなるとその不確かな物を
研ぎ澄ませられるかどうかって
おっぱいの味からスタートする
幼少期の味覚づくりに大いに関係あるんじゃないかって
思うのであります。
それでもって、嗅覚ってそんなに鋭いならば。
あのアロマの香り付きの柔軟剤とかで
ずーっと匂いをがしている状態だと、
隣のうちの晩御飯、煮物かな?とか
干したばかりのお布団の匂いは太陽の匂いだぁとか
草を刈ったばかりの芝生はいい匂いだなとか
そんな感動が薄れちゃうんじゃなかなって
ふと思いました。
いろんな匂いを欲張りたいので
柔軟剤は何も匂わないものがいいな。
本当は安心安全について書きたかったけれど
書いていくうちに脱線した!
また改めて書きまーす。