新しい日々ー移住ノオトー

2016年5月3日 / 新しい日々ー移住ノオトー

手作りできます。

 

 

 

虫除けスプレー、かゆみ止め、

保湿オイル、消臭グッズなどなど。

すっかり買わなくなっていました。

虫除けはハッカ油とエタノールと水、

かゆみ止めはドクダミ×焼酎、

よもぎを煮出して濾したよもぎオイルで保湿し、

消臭はコーヒーの出がらしや炭、

柔軟剤の代わりはクエン酸に、

ときどきアロマオイルを加えて。

 

 

 

 

手作りはまず楽しい。

達成感があります。

かつ安心。

なんといっても買うより安い。

薬局に行って売っているあれこれが、

お手頃に楽しく作れた上に、出費が減ります。

 

 

 

 

こどもと暮らしていると、

自分が何かしようと思っても

ママー!と呼ばれてほかのことをし始めて

自分がしようとしていたことさえ忘れて

またほかのことし始めて…

という繰り返し。

なかなか何かを終わらせた!という達成感がもてない

(このブログだって、書きかけの文章がいくつあることか…)。

だから、何かを手作りするっていいんだそうです。

できた!という喜びがあるから。

何かを混ぜるだけ、漉すだけ、温めるだけ、

手順も本当に簡単!

作り方も検索すれば山ほど出てきます。

忙しいお母さんでもできないことはありません。

 

 

 

市販の殺虫剤に何が含まれているか。

柔軟剤のあのいつまでも香る粒子の元は何か。

この洗剤が流れていった先の海はどうなるのか。

どういう実験を経て完成した商品なのか。

少しだけ思いを巡らせてみると、

答えがみえてくるような気がします。

特に私は、いつまでも香るあの柔軟剤は

こどもにとってもよくないのではと思っています。

成分自体ももちろんですが、

あの香りが日常にまとわりついていることで、

近所の生垣から香る花の匂いや、潮風の匂い、

どこからとなく漂う夕食を準備しているあの香りも

感じなくなっちゃうんじゃないかと思うのです。

感覚が育つ幼少期にこそ、です。

嗅覚は五感の中でダントツに強い感覚。

幼少期を思い出したときに、

人工的なお花の香りではなく、

お日様に干したお布団の香りを思い出せること。

親がこどもにしてあげられる数少ないギフトが

環境づくり、土台作りなんじゃないかな、

って思っています。

 

 

 

 

 

手作りは、お母さんの心にもよくって

お財布にもよくって

こどもたちにとってもよくって。

きっと地球や動物たちにもよくって。

「これ買おう」から「これ作ろう」に

なっていけたらいいな。

 

 

 

 

先日、保育園の前園長先生と

野草つみと持ち寄りピクニックをしたときのこと。

 

 

 

「竹の子はね、手で折るんじゃないよ、

ほらっ、こうやって足で蹴るんだよ」

隊長に教わるこどもたち。

 

 

 

 

 

 

大きな大きな三つ葉のブーケができた!

野生の三つ葉は味も濃く、エネルギッシュ。

 

 

 

 

 

 

スカンポを片手に、話に花を咲かせる2歳児。

スカンポ、何本食べたんだろ?

 

 

 

 

 

こういうことを教わることができたのは

前園長のおかげだなぁと強く思います。

知恵をつけさせてもらいました。

 

 

 

 

 

そして何より、宮崎の豊かな環境に感謝!

いいところだなぁ、宮崎。