1994年。
私が大学1年生の時に小沢健二さんが歌った
『ぼくらが旅に出る理由』。
その曲の歌詞を聴きながら、
ワクワクしていたことを今思い出しています。
当時は恋愛に重ねていた曲を、
今はこどもたちに重ねて聴いています。
今年の夏は家族4人が一緒にいることがほとんどなくて
(次女と私はいつも一緒なのだけど)
夫と長女は違うところにいて家族が三箇所に分かれていたり
2人2人になったりと変形しながら夏休みを過ごしています。
長女は私の元同期、元同僚夫婦とその4歳の男の子とともに
3泊4日の旅に出かけました。
はじめての地、新潟へホームステイです。
そういえば、東京に着いて父の車に乗っている時に
長女がかの曲を口ずさんでいました。
彼女自身、歌詞をよくわかっていないだろうけれど
なんどもなんどもリフレインしていたのが印象的でした。
『遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界には 旅に出る理由があり
誰もみな手をふっては しばし別れる』
自立と自律を獲得していく長女にエールを送りつつ、
母ちゃんにべったりな次女を
どうにかして外の世界へと送り出してあげたいなと
お節介な気持ちになる今日この頃です。
せめて毎日、幼稚園に行ってくれたらいいなぁぁぁぁ。