こどもの言葉って、なんてすばらしいんだろう。
その表現すごい! その言い方なんなの! その妄想ったら!
と、よく思う。
例えば、先日夫が長女にドライヤーをかけていたとき。
「あつい! あついよーパパ!(怒りながら)
ここに(目の前に)太陽があるみたいだった!!」
こう表現した。
なんかもう、すごく感動した、いや衝撃を受けた。
おとなはこどもに絶対かないっこない。
はるかに豊かでぶっ飛んでてかないっこない。
きっと全てのこどもたちに、
規定の言葉を軽々と凌駕する表現っていうのがあって、
でもそれはあまりにも日常のふとした瞬間に口にするため、
おとなは、いつまでも覚えていることができないんだ。
あまりにも偉大で、おとなの感性では覚えていられないんだ。
流行語大賞なんてのより、ずっと大切で、
本当はずっと忘れたなくない愛おしき表現・言葉。