日々の泡

2012年3月11日 / 暮らし

311の日

今日も相も変わらず慌ただしい休日の一日だった。

朝起きて、ご飯炊いて、味噌汁作って、仏壇にお線香あげて、

ネットチェックしつつ、おにぎりこさえて、プラカード作って、

ぎりぎり納品されたポスターと2000枚近いチラシと

サッカーボール2個とキッズ2人を車に積んで、

3.11@高知集会へいざ、しゅっぱーつ!

壇上で話した、同じ仲間、移住組みの母がしてたプラカード!

そのスピーチには涙しつつも勇気づけられた。

3/31に企画しているイベントのポスターを掲げたよ。

「わたしたちが高知へ逃げてきた理由(わけ)」

ー映画「チェルノブイリハート」上映&木下黄太氏講演会ー

(くわしくはこちら

おなじみ、反原発替え歌楽団!

市内を歩く。

で、うちの3歳児16キロはまたしても抱っこ!ひえー!修行!

どなたかおばちゃんがカバン持ってくれ、

プラカードは他の人に受け渡し、

抱っこして歩いたどー。

そして無事撤収。(もろもろ省略)

 

夕方家の駐車場に車止めるも、

家に入ることなくサッカーボール持って公園へ。

そして帰りたくないとか、あーだとかイヤイヤやりつつなんとか帰宅。

そのあともお風呂入らないとか、あーだとかギャーピー泣く3歳児。

(疲れたよね)

↓このお方

で、なんか今日は母ちゃんも涙出てきて、それで兄ちゃんも泣いて、

3人で泣いて泣いて、

で、気が済んだら3人とも笑って、げらげら笑いながらお風呂入った。

ごめん、泣いて。

兄ちゃんが弟に、「まだ家族そろってないんだから」とか言ってた。

2人ともがんばってる。

よくよくわかってる。母ちゃんの気持ちを敏感すぎるくらい感じてる。

 

こんなにかわいくていとしくて泣いて怒ってすねてダダこねて甘えて

わかってて教えてくれてやさしくて信じてくれて待っていてくれて許してくれる。

なにこれ、こどもって「本当のこと」の塊。生きること、リアルの塊。

 

私は3.11以降ずっとただひたすら本当のことが知りたい、そう思ってる。

ただそれだけ。本当のことが知りたいんだ。

 

来月、小学校に入学する兄ちゃん。

最近は字も興味津々で、漢字や英語まで真似しながらよく書いてる。

なので今日のプラカードは母ちゃんの書いたものを見本に兄ちゃんに書いてもらった。

なんだろう、「絆」なんて言葉には正直うんざりしてるし、

情緒的な言葉を使いたくない気もするけど、

今日のみんなの思い、希望、叫び、涙、愛、祈りがどうか伝わりますように。

これからが本当の旅のはじまり。

そしてきっとその道は険しい。

でもどうか希望を持って歩いていけますように。