本が大好きなうちの娘。
寝る前に1冊でも多く本を読む(読んでもらう)ために、
毎晩せっせと寝る支度にはげむ。
そんな娘が0歳のころから大好きなのが
谷川俊太郎さん作の『もこもこもこ』。
★「もこもこもこ」谷川俊太郎 作 元永定正 絵 (文研出版刊)
擬音語と擬態語だけで綴られた谷川俊太郎さんのことばと
想像力をかきたてるシンプルな絵が印象的な絵本です。
ねんねの赤ちゃんの頃は「もこもこもこ!!」「にょきにょき」という
オトに反応してニコニコ、キャッキャとおおはしゃぎ。
ことばがでてきたころには、自分でページをめくりながら
「しーん」「もこ」「もこもこもこっ」「もぐもぐ」と音読!?
(字は読めないので、記憶しているセリフを語る)
今では絵を見ながらオリジナルの物語りを作って話してくれる。
人の表情や音に反応する赤ちゃんの時期から、
自分でイメージし、世界を広げる幼児期、学童期まで楽しめる。
こどもが喜ぶよーと、人に薦められて手にした絵本だったけど、
こんなに楽しみの幅があるなんて! 絵本ってホントに奥深いとつくづく…。
こどもの成長を見守り、待つという、子育ての大切なことが語られているようで、
大人にとっても、教えられることが多いおすすめの絵本です。
(by Sachie)