普通食が食べられるようになっても、
小さなこどもは野菜そのものの味で充分。
そうわかっていても、少しは味に変化をつけて
味覚を楽しんでもらう日があってもいい!
そんなときに我が家で頻繁に登場するのが“和風ラタトゥイユ”。
ラタトゥイユとはそもそも、南フランスの町・ニースの定番料理で、
夏の旬野菜をオリーブオイルで炒め、野菜の水分だけで蒸し煮しした
トマト味の煮込み料理のこと。だけど今回ご紹介するのは、
夏限定でなければ、トマト味でもない。四季折々の旬野菜を、
味噌味で炒め蒸したあくまでも和風のレシピ。
だからごはんとお味噌汁にも合うし、
さらにパンにも合うマルチな一品だ。
時間はちょっとかかるけれど、
基本放ったらかしでよいので、
料理が苦手な人でも簡単に作ることができるはず!
(by Mao Ikeda)
材料:
●旬野菜を適量
秋の場合。にんじん、サツマイモ、カブ、大根、里芋、ゴボウ、白菜、カボチャなどなーんでも。彩りを考えて選びたい。
●オリーブオイル 適量
●塩 ひとつまみ
●麦味噌 適量
手順:
1.野菜をそれぞれ食べやすい大きさに切る。ころころした切り方にすると仕上がりが可愛くなる!
2.固くて火が通りにくいものから、できる限り少量のオリーブオイルを熱した鍋に入れて炒める。
3.すべての野菜にだいたい火が通ったら、少量の塩を降り、ふたをして3,4分蒸し煮にする。ここが野菜のうまみがぎゅーっと出てくる大事なポイント。
4.野菜の水分が出て来たら、麦味噌を入れて全体に軽く合えて再びふたを。