たのしい催しごと

2012年8月13日 / たのしい催しごと

日々生き合宿レポート:小さい子チームvol.1「7月30日」

日々生き合宿レポート:小さい子チームvol.1「7月30日」

 

 

7月29日(日)から8月1日(水)まで開催された

日々を生きる初めてのイベント「夏合宿」@宮崎。

宿泊参加、日帰り参加、講演会のみの方もあわせると

約25家族が参加してくださいました。

飛行機で来た東京チーム、車とフェリーを乗り継いで

12時間かけて来た高知ファミリー、宮崎のなかでも避難・移住組、

生粋の宮崎組、さらには単身で参加された方も。

改めましてご参加のみなさん、ありがとうございました!

合宿の模様、まずは1歳〜3歳小さい子チームの姿を

メインの2日間に沿ってレポートいたします。

 

7月30日(月)

1週間ほど前にやっと梅雨明けした宮崎。

心配していた愛染川の水量、水勢ともにだいぶ穏やかになりました。

水は透明感を増し、うっとりするほど美しい。

たくさんの魚が泳いでいるのがよく見えるほどです。

そして森の緑は生き生きと彩りを増し、

川を悠々と泳ぐ魚たち、高らかに鳴く蝉、

川岸に生きる小動物や昆虫……

素晴らしい生態系のなかに「お邪魔します!」

そんな気分になりました。

 

前日から泊まっていたメンバーは朝食を食べ終えたらすぐに愛染川へ。

水に足を入れてみると…うわぁびっくりするほど冷たい!

それでも大人が2人、川に入って泳ぎ始め、

こどもたちもライフジャケットや腕輪をしてザブンッ!

 

 

浅瀬では石を積み重ねて、川の中に堤防を作ったり、

大人と2歳児が協力してペットボトルを冷やすための小さな池を作ったり、

ペットボトルに小石をひたすら詰め込んだり、

川辺の生き物をさがしてみたり、

バケツの中に何やら入れて一緒に覗きこんでみたり。

 

 

 

よーく目を凝らすと、あ!魚がたくさん泳いでいます。

そうこうするうちに、この日から参加のメンバーも

徐々に集まりだし、思い思いの装備で川へ。

浮き輪で遊ぶ子、マヨネーズの空ケースを使って水鉄砲する子、

くまでなどを手に川に入る子など、

まずは川に慣れること、川の中で遊ぶことからスタートしました。

 

 

 

 

ここで東京からお呼びした土田妙子園長先生が登場!

こどもたちが遊びに興じている姿に目を細めつつ、

ちょっと背伸びした川遊びを提案しました。

「あの石がたくさんあるあたりをハイハイで渡ってみましょうか。」

親子で手を取り試みたものの、思ったより水深があり

流れが強すぎて、ハイハイするのは途中で断念。

比較的流れのゆるい端の方を、川上へ向かって登りました。

(約20メートルくらい?)

足もとの石は滑るし、水の流れに逆らって歩くーー

これだけでも小さな子どもたちには大冒険!

なかでも3歳児の女の子は流石の身体能力で、

2歳児たちよりも、ぐいぐいと登っていく姿が印象的でした。

水深はわりと浅いけれど、流れはある場所で

園長先生が再度提案をします。

園長がこどもたちを抱きかかえ、

川下1mくらいのところにいるママに向かって

こどもをザブンと水に送り流す、というものです。

挑戦したのは、園長先生とも面識がある

東京の親子3組。

それでもこどもたちは初めての川「泳ぎ」体験に絶叫!!

 

 

だけど皆ちゃーんと目を開けて、手は前に出し

バランスを取りながら流れていくのです。

最初はびっくりしていた宮崎から参加した親子も、

しばらく様子を見たのち、園長にわが子を託しました。

ひとしきり各親子ザブンして終了。

こどもたちはちょっと放心状態かな!?

横では地元のこどもが岩によじ登って飛び込みをしています。

その勇姿に触発された数人のお母さんたちも

同じように岩から川への飛び込みに挑戦しました!

あとで聞いたところによると、

こどもたちが易々と登っていた岩場ですが、

実際に登ろうとしたらどこにどう手足をかけたら

いいのか分からない難易度の高いところだったそう。

こどもってすごいですね。

 

さて、こどもも大人もちょうどお腹が空いた頃。

宿に戻って美味しいお弁当をいただきました。

 

こどもたちはごはんをたらふく食べたらお昼寝タイムです。

午睡中、お母さんたちは園長先生を囲んで

午前中の活動の振り返りのときを持ちました。

 

 

以下、園長先生のお話とお母さんたちの会話から。

「自然の中で遊ぶ時には、川辺でじっくり何かに夢中になる遊びと、

全身を使って感じる遊びと両方が必要。

親子が体をぶつけあって全身を使って感じる、

五感全てを使って感じることが大事

(これは脳の野生の部分、土台の部分を育てること。)」

「ザブンと放り込むことについては?」。

「親子のつながりがしっかりしているから大丈夫。

泣いて元気になるんですよ。

泣いていたら、全部受け入れてあげればいい」

「確かに、彼らの泣き方は『あれが気に入らない』とか

考えてアピールするような泣き方ではなく、

魂の叫びみたいな泣き方でしたね」

放り込まれること、川に流される感覚、

そしてお母さんにしっかり受け取って

抱きしめてもらうところまで、

これが全身を使って川を感じる、ということ。

 

午睡をたっぷりとったので、午後は思ったほど時間がない!

嫌がる子には無理はさせず、

大丈夫そうなこどもは、今度は園長先生でなはく

パパとママがザブンと送り流しました。

のんびりしたいこどもは

川辺でオタマジャクシをつかまえたり、

石をひっくり返して見つけたカニやカエルを捕まえたり、

はたまた川の水と砂利、石で自分の世界に入ったり…。

 

 

午前中はただ水に慣れることが最優先だったこどもたちが、

午後にはもっと川の流れに上手に身を任せるようになっていたり、

川に住む生き物に興味を持つ余裕が出てきていて、

改めてこどもの育つパワーとスピード、感覚に感心させられました。

ちなみに、園長先生の話から。

こどもがひとりで何かに没頭しているときは

親は離れたところから見つめるのでいい、のだそうです。

この日の川遊びは夕方16時くらいでおしまい。

 

 

各々お風呂に入ったりしていると、

大きい子チームが帰ってきました!

しかもたくさんのお土産を持ってーー。

素敵なお土産は……川魚のハヤです!

なんと大きい子チーム自らが釣り上げてきてくれたもの

(詳しくは大きい子チームのレポートで。お楽しみに!)。

たくさんのハヤを炭火で焼いて、

醤油やザラメ、のシンプルな味付けで甘露煮にしました。

 

 

 

このレシピは大きい子チームの講師・高見乾司さん直伝。

 

 

 

さらにおやつ用の残ったおにぎりを焼きおにぎりに。

川遊びの後、夕食前ののんびりした時間、

こどもも大人もおにぎりをほおばって楽しそうでした。

 

そしてお待ちかねの夕食、

さらにこの日の夜は土田妙子先生の講演会。

こどもたちは川遊びの疲れから早々に眠る子、

興奮状態からなかなか眠れない子、様々でした。

 

さて講演会、翌日の模様についてはまた次回。

大きい子チームは高見先生から森と川の関係、

森と川に生きる生物たちの関係も教わりました。