最近、
娘がお料理を作ってくれるようになりました。
作るのは「かぼちゃの」
「にんじんとだいこんが入ったの」
などなど、
野菜を中心にしたメニューばかり。
切ってかき混ぜて、と本格的です。
「ママ、はいどーぞ」
「わぁありがとう、いただきます」
「ちょっとまって。はい、ゴマかけて〜」
「いただきまーす」
私があーーんと口にするのは、
“空気でできた料理”ーー。
娘はお料理「ごっこ」に今、夢中なのです!
元々ひとりでストーリを作って
その世界で遊ぶのは好きそうした。
先日、お風呂の中で
「ポケットのなかにはビスケットが…」
の替え歌でかぼちゃの歌を作ったときのこと。
歌い終わって私は手のひらを
合わせてちょっと丸めて…
「これ、かぼちゃだよ、切ってごらん。
このお手てでどうぞ」と娘に
自分の手を包丁に見立てることを提案しました。
するととろけるような喜びの笑顔で
私の手をお手て包丁で半分に。
それからもっと細かく刻んで、
蒸篭に入れて、お鍋に載せて、
火をつけて、蒸して蒸して、
お口に入れるーー
この一連の流れが
とにかく気に入ったみたいなのです。
料理は切るだけじゃできないんだ、
こんなに色々するってわかったのかな?
あの日以来、
ひとり遊びのときも
お料理していることが多いし、
湯船のなかでは必ず
「ママ、かぼちゃしよー」と
かぼちゃ蒸しごっこをします。
例えかぼちゃ料理であろうとも
覚えたての言葉、
「すっぱくておいしねー」と
言ってにっこり。
空想の料理でもちゃーんと
「味」を考えているんですね。
3歳の誕生日プレゼントは
「包丁」に決めた!