今日は久しぶりの森のこども園でした。
画家であり、なんと英会話の先生でもいらっしゃる
アーナー恵子さんを先生にお迎えし、
森の妖精になろう、がテーマ。
その森のこども園で、おぉ!と
思ったことがありました。
途中から、恵子先生が
希望した子にフェイスペインティングを
してくださることになりました。
次女は2人のお姉ちゃんが描いてもらっているところを
じーーーーっと観察して、
それで納得して、自分も、と決めて
それでもひとりではイヤで
私の膝の上に座っている状態で
体験することになりました。
描いていただいている間も無表情。
終わっても笑顔なし。
その後、他の人から
「あら、いいわねー」「かわいい!」と言われて
なんとなくうれしい気持ちになってきたようでした。
小学生や年長さんくらいの子が
物怖じせず、フェイスペインティングを
体験していく中、
1,2,3歳のこどもたちは……
というと…
「いたい! いたい!」と言って
始まる前から嫌がり、
描いている間も
「いたい〜いたい〜」と
泣く子、
「こわい、いやだーー!」と
泣いて、頑なに拒否する子、
がほとんどでした。
恵子先生がペイントに使うのは、
細ーい筆。
絶対に痛いはずはないのに。
先生はずっと笑顔で
怖いはずはないのに。
でもこれがこの年齢の子の
感性のなんだな、と。
素晴らしいじゃないか!
どんなにお兄ちゃんお姉ちゃんが
笑顔で描いてもらっていたとしても、
自分が考えた世界では
きっと「いたい」し「こわい」んです。
それを、親である大人は
丸っと受け止めて
大切にしたいなぁと思いました。
次女は、普段から長女のすることを
よーく観察して、理解納得してから
自分も行動をおこす、というところがあります。
今回もその延長で、自分より大きな人が
受けていて大丈夫そうだから、
と思ったのでしょう。
もし、彼女が「いや」「やらない」と
言ったら、その感情を受け止めます。
どんな経験よりも、
感情や感覚が大事だと思うから。
そんなことに気づかせてもらえた
今日の森のこども園。
やっぱりありがたい存在です。
と言いつつ、
絶賛いやいや期の次女に
キーーーーッ!となってしまうこともあり
そんなきれいごと言える人間ではないのでした。
さぁ、宮崎帰郷、1週間が経ちました。
長女も夫と2人でがんばっています。