新しい日々ー移住ノオトー

2017年3月11日 / 思い。

6年。

 
 
 
 

もうまもなく

2011年3月11日から6年です。

今日はあの日のことを

漠然と思い出しては

心臓がドキドキし

血がわさわさと波打つ感じで

心が揺れまくっています

(「漠然と思い出す」のは、

たぶん詳細を

思い出したくないからなのだろう)。

今日の自分の様子を俯瞰するに、

どうやら6年経っても

恐怖が拭い去れていないようです。

あの日、東京では大きな地震でした。

あえて書くと「地震だけ」でした。

だけど思い出すとそれはそれは怖いのです。

また3月11日を過ぎてからの

余震と原発事故への不安で、

あの日から宮崎に引越しをする日までの

記憶があまり残っていません。

恐怖の大きさを比較することなんて

無意味だし不可能だと思いつつ…

あの日の東北の皆さんが味わった

恐ろしさたるやいかばかりか、と。

 
 
 
 
 

ひとりひとりが、あの日のことに

思いを馳せる3月11日。

シアター・イメージフォーラム

『残されし大地』という映画が公開となります。

この映画の監督はジル・ローラン氏。

ジルさんは、2016年3月22日に起こった

ベルギーの地下鉄テロ事件で命を落とされ、

『残されし大地』が初監督映画にして

遺作となってしまいました。

福島で撮影された

ドキュメンタリー作品です。

実は私が3.11の直前まで勤めていた

編集部の先輩が、

ジルさんの最愛のパートナー。

誠実で優しく、温かなお人柄で

誰からも愛される先輩が

ジルさんへの思いを綴ったブログがあります。

 
 
 
 
 

人生って。

なぜ? どうして? なんで?

が尽きません。