2年前の今頃、長女は保育園を卒園した。
卒園生の保護者でこどもたちのために歌った曲
『のびろのびろだいすきな木』。
長女は今でも1番好きな曲だという。
うん、わかる。
私もこの曲がすごく好き。
彼女の学校ではよく歌を歌う。
習ってきて歌ってくれるのは
日本のメロディとは違う美しさを持つ曲。
中でも1年生のときに担任の先生から教わったという
客家民族の『天公落水』に心打たれた。
合唱バージョンもいい。
歌ってその日そのとき、その年に
一瞬で誘ってくれませんか。
いわばテーマソングのような存在だ。
『のびろのびろ〜』も『天公落水』も、
私にとって去年と一昨年への映写機みたいな曲。
娘たちのおかげで
歌や曲が私のだけでなく
彼女たちの思い出と織りなすように残っていく。
2年生もあと3ヶ月。
年少もあと3ヶ月。
今年の曲はどれになるのだろう。