hibi-iki初の夏合宿。ついに宮崎で実現しました!
7月29日(日)、東京や高知から日びいきメンバーはじめ、参加者の方々が集まりました。
眩しい太陽、澄んだ空気、透き通った川の水……
そのすべてが心地よく、こころとからだにしみ込みました。
そんな宮崎での合宿の様子をご報告します。
2012年7月30日(月)
宮崎・国富町で気持ちのいい朝を迎えた合宿参加者たち。
大きい子チームも、小さい子チームも今日は朝から、宮崎の自然の中でいっぱい遊ぶよ!
楽しい1日となりますように!
ここでは大きい子チームの活動をレポートします。
大きい小チームは、川での魚釣りが1日目の活動。
隊長としてみんなをリードしてくださるのは、
自然界での遊びのスペシャリスト、高見乾司さん!!
(森の空想ミュージアム、九州仮面美術館館長)
朝食を食べて、川辺に集合!
まずは魚を釣るための道具づくりから始まります。
材料を調達するため、一行は川の対岸にある森へ入っていきます。
釣り竿づくりの材料は篠竹です。
この篠竹は細くて、まっすぐ伸びた竹なので、釣り竿にはぴったりなのだとか。
早速、自分たちで森へ入って長さ、太さ、しなやかさなどを吟味しながら、手頃な竹を探します。
見つけた竹はナイフで伐り、さらに枝葉を取り除いていきます。
すべての枝葉を取り除けば釣り竿が完成!
そして先端の節を利用して、外れないように釣り糸を取り付け、続いて釣り針、おもりを装着。
ビニール袋を小さくちぎって糸に結んで、浮きのかわりに。あとはえさをつければ釣りの準備はOK!!
午前中の活動はここまで。
お昼ごはんを食べた後は、いよいよ釣りに挑戦です!!
午後、お腹も満たされ、元気いっぱいに再び川辺に集まった大きい子チーム。
早速、自分たちが作った竿を手に、釣りに挑戦です。
まずは高見先生がお手本を見せてくれます。近場の川へひょいっと、ひと振り。
すると1分もたたないうちに、なんと見事に魚が釣れたではありませんか!
「すごーーーい、釣れた!」子どもたちが一斉に声をあげ、高見隊長に羨望の眼差し!
「じゃあ、順番に、やってみようか!」という高見さんの声に、
子どもたちが順番に釣り竿の振り方、投げ入れ方など、釣りの極意を教わります。
まずは2年生のNちゃん、釣れるポイントを教わりながら、竿を振り上げます。
すると、しばらくすると釣り糸がヒクヒク…。
ひょいっと引き上げると、見事に「ハヤ」という魚が釣れていました。
こんなふうに子どもたちは次々と魚を釣り上げ、1年生のHちゃんも人生初の釣り体験に大満足。
しかし「これは練習。渓流のほうへ行って、もっとたくさん釣るぞ!」
と高見隊長の言葉に子どもたちが続いて、渓流へ移動。
川の流れをみながら、魚がいるポイントを高見さんに教わり、それぞれが釣りを開始。
順調に釣り上げる子、なかなか釣れない子、さまざまなですが
魚との駆け引き、水の流れを楽しみながら、釣り続けること2時間!
結果はカワムツ、ヤマメ、ハヤなどが30匹ほど! 大漁でした!!!
釣った魚たちは、大切な命を感じながら、このあとみんなでいtだきます。
川辺では、魚のお腹を裂き、内蔵を取り出す作業を行います。
取り出した内蔵は川へ戻す。これが川にいる生き物たちのえさとなり、循環されるのです。
こんな自然の仕組みを実体験で学ぶことができた子どもたち。
宿へ戻って釣った魚たちを炭火で焼いたあと、甘露煮にして、夕食時にみんなでいただきました!
「おいしいねーー!」自分たちが釣った魚は、やっぱり特別!
こうして、大きい小チームの釣り体験1日目は終了しました。